エビカレー

2008年6月12日

今日のランチ。
エビカレーとナン。

今日が金曜日だと思って朝起きたから、
気づいたとき本当にショックだった!!!

 
例えば、今週末に飛行機に乗って野球を観に行く予定があるとする。
今のところ、土日とも降水確率は『80%』。
屋外の球場のため、強く振ったら中止になる可能性がある。
 
とはいえ飛行機も宿も手配済みで、これからキャンセルしても、行くのと同じぐらいのお金がかかる。
試合のチケットも買ってある。中止にならない限りは、払い戻しにもならない。
 
こういった状況のとき、私は間違いなく、その日を迎えるまで家でも会社でも毎日天気予報の更新情報を
仕入れては『あ、晴れそう』『また傘マーク!』なんていいながら、気持ちを振り回されて日々を過ごしただろう。
 
なぜそんなことを言い出したのかというと、こんなことがあったから。
 
会社で、週末に大きなイベントを抱えている女の先輩がいる。
それは隔年の開催で、彼女はその2日間のためにかなり前から念入りに準備を進めてきた。
ここ数日は殆ど会社に泊まりこみ状態ということからも、その準備にかかる苦労を伺い知ることができる。
 
そのイベントは屋外で行われる為、当日の天気の状況により、開催スケジュールに大きく影響がでる。
イベントが行われる東海地方、今のところ当日の天気予報はくもりで、降水確率は『30%』だ。
この予報をみて、同じくイベント担当者の男性が彼女に 『晴れそうですよ』 と。
どうやら、数日前までは雨が危惧される予報だったらしい。
すると、その女性が 『天気予報なんて変わるから』 と言った。
 
あー。かっこいい、と思った。
 
当日降っても降らなくても、今の段階ではイベントの準備は100%完璧にしなければならない。
例え降水確率が『0%』だったとしても、降ったときのことを考え、備えておかなければならない。
であれば、この一番忙しい準備期間に、『不確定な情報(予報)』に気持ちを振り回されたくない、というのだ。
 
私はというと、前述のとおり、毎日ニラメッコして一喜一憂して、
結局のところは当日までやるのかやらないのか誰にもわからないものをドキドキしながら日々を過ごす。
旅行の場合はそれも楽しみの一つではあると思う。
 
ただ、仕事の場合では『こんなことはないんだろう(今回でいう、雨が降る可能性)』っていう思いが、
業務に甘えを生み、危機管理意識の低下に繋がることもあるかもしれない。。
 
もちろん、仕事にも重要度によって、やらなければいけないことの優先事項や重要度を見極める必要はあると思うが、
それをできない彼女ではないのだ。
 
大先輩に対して僭越ながらも、さすが職場で今の地位を保っているのはダテじゃないと思った。
【ちなみに】
 
朝の電車が遅れそうなとき。
私はドキドキしながら時計とニラメッコするタチだった。
遅刻しそうなときは、時間しだいでは会社に電話をいれる必要があるが、
その場合以外のとき、最近は時計を見るのを止めた。
 
だって、私にはこの電車に乗り続けるという選択肢しかなく、
時計を見てドキドキイライラしても、遅れるものは遅れるのだ。
(ドキドキイライラしない人は、見てもなんともないんだろうケド、私はするんです)
 
その行為は、自分が思っていた以上に気持ちの平穏を保つのには効果的だった。
 
とはいいつつ、そのこと以外では相変わらず考えても答えの出ないことに振り回され、
それでも考えて考えて思いつめて苦しむのが、私の得意分野なんですが。